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“ロースコア”J1、今節9試合でわずか13点…過去の最少記録は?

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

Jリーグ2019
Jリーグ【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグ第8節の試合が19日から20日にかけて行われた。全9試合で記録されたゴール数は合計13点と、リーグ史上でも屈指のロースコアな節となった。

 9試合のうち実に6試合が「1-0」のスコアで終了。複数得点を挙げたチームは北海道コンサドーレ札幌(3点)と川崎フロンターレ(2点)のみ、両チームが得点を挙げた試合はガンバ大阪対大分トリニータ戦(1-1)のみだった。

 9試合の合計得点は13点で、1試合あたり約1.44ゴール。今季J1の前節までの平均得点(約2.51点)、昨季J1の年間平均得点(約2.66点)などを大きく下回った。

 しかし、リーグ最少記録を更新するには至っていない。18チーム制で1節が9試合となった2005年以降のJ1で、今節より合計得点が少なかった節も2回ある。

 最も得点が少なかったのは2009年のJ1第21節で、9試合で合計わずか9ゴール。3つのスコアレスドローも含めて18チーム中10チームが無得点に終わり、2点以上は1チーム(川崎F)のみだった。

 2005年の第32節にも、9試合で合計10ゴールという例があった。今節の合計13点はその2例に次ぎ、2017年第10節などと並んで歴代3位タイのロースコア記録となる。

【了】

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