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マンU、エバートン戦0-4は歴史的大敗。“ビッグ6”以外には23年ぶりのスコア

text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド
エバートンに大敗したマンチェスター・ユナイテッド【写真:Getty Images】

 現地時間21日に行われたプレミアリーグ第35節の試合で、マンチェスター・ユナイテッドはエバートンと対戦してアウェイで0-4の大敗を喫した。クラブにとって過去20年以上で最悪となるスコアのひとつだった。

 大接戦となっている4位争いのためぜひとも勝ち点3を獲得したかったユナイテッドだが、立て続けにゴールを奪われてまさかの大敗。同日にアーセナルも敗れたことには救われたとはいえ、試合数が並んだ状態で6位と苦しい立場に置かれている。

 ユナイテッドが1試合4失点を喫したのは今季初。2016年10月のチェルシー戦に同じ0-4で敗れて以来、約2年半ぶりの大敗となった。

 2011年にはマンチェスター・シティとのダービーに1-6で敗れた試合などもあったが、現在「ビッグ6」と呼ばれるチーム以外を相手にこれほどの大敗を喫するのは23年ぶり。1996年10月のニューカッスル戦に0-5で敗れて以来のことだ。

 もちろん当時は現在とは勢力図が異なり、「ビッグ6」という概念もない。ニューカッスルは1996/97シーズンをユナイテッドに次ぐ2位で終えたチームだった。エバートンが前節時点で9位のチームだったことを考えれば、1992年のプレミアリーグ創設以降ではユナイテッドにとって最悪の敗戦のひとつだと言えるかもしれない。

 リーグ順位が7位以下のチームに4点差で敗れた試合となると、1990年5月のノッティンガム・フォレスト戦(0-4)まで遡る。もっともこのシーズンのユナイテッドは13位、ノッティンガムは9位で“格上”の相手だった。

【了】

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