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神戸、無得点で阪神ダービー敗戦。C大阪はグループ首位浮上

text by 編集部 photo by Getty Images

西大伍
西大伍【写真:Getty Images】

【セレッソ大阪 1-0 ヴィッセル神戸 YBCルヴァンカップ グループC第4節】

 YBCルヴァンカップのグループC第4節が24日に行われ、グループ首位のヴィッセル神戸が3位のセレッソ大阪と対戦し、0-1で敗戦した。

 C大阪と神戸の対戦は今季で3度目。2月22日に行われたJ1リーグ開幕戦の一戦では、山下達也の決勝点によりC大阪が1-0の勝利をおさめている。2度目の対戦となった3月13日のグループC第2節の試合では、0-0のスコアレスドローに終わっていた。

 神戸はファン・マヌエル・リージョ監督が解任され、吉田孝行新監督での公式戦初勝利を目指す。ここまでルヴァンカップ絶好調のウェリントンがベンチスタート。左ウィングにはMF郷家友太、右には増山朝陽が起用された。対するC大阪はFW高木俊幸とブルーノ・メンデスが2トップに入り、右サイドにはMF水沼宏太、左にはMF田中亜土夢が起用された。

 今季3度目となった阪神ダービーで、先制したのはC大阪だった。22分、藤田の右コーナーキックが跳ね返されこぼれ球になるが、ペナルティエリア手前の左で田中が胸トラップ。そのまま右足を振り抜くと、綺麗な弧を描いたシュートはゴール右上に吸い込まれた。これでC大阪が先制に成功した。

 1点の欲しい神戸は後半頭から那須に代えて、ウェリントンを投入。48分には初瀬に代え、西を投入した。さらに68分、増山に代え、FW小田裕太郎を投入。小田はこれでプロデビューとなった。

 攻撃に厚みをかける神戸だったが、中々ゴールを奪うことができない。すると40分、左コーナーキックを獲得した神戸は三田が左足で蹴ると、混戦となり最後は安井に繋いでシュートを放つも、枠を外してしまう。

 結局、神戸は同点ゴールを奪うことができず。0-1でC大阪に敗戦した。敗戦した神戸は勝ち点5のままでグループ2位に転落。勝利したC大阪は勝ち点を7に伸ばし、首位に浮上した。

【得点者】
22分 1-0 田中亜土夢(セレッソ大阪)

【了】

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