フットボールチャンネル

平成最後の神奈川ダービーは横浜FMが制す!大津祐樹の一点守り切りグループ最下位脱出

text by 編集部 photo by Getty Images

大津祐樹
大津祐樹【写真:Getty Images】

【横浜F・マリノス 1-0 湘南ベルマーレ ルヴァンカップ グループA 第4節】

 YBCルヴァンカップのグループA第4節が24日に行われ、グループ最下位の横浜F・マリノスが3位の湘南ベルマーレと対戦し、1-0で勝利を収めた。

 決勝トーナメント進出に負けられない最下位の横浜は3トップにMFイッペイ・シノヅカ、FW大津祐樹、MF遠藤渓太を起用。MF天野純と三好康児がインサイドハーフに入った。対する湘南はDF秋野央樹、小野田将人、杉岡大輝を3バックに起用。FW大橋祐紀がワントップ、その後ろに梅崎司と中川寛斗を配置した。湘南は若手を多く起用してきた。

 昨年のファイナルリスト同士で神奈川ダービーとなった一戦は両チームとも前線からプレスをかけ、積極的な守備を見せる。17分、右サイドを抜け出した古林が敵陣深くからクロスを送ると、ファーサイドにいた鈴木が右足で合わせるが、上手くミートせず。枠を捉えることができない。

 すると18分、前線からのプレスで天野がペナルティアーク辺りでボールを奪うと、最後は大津がペナルティエリア内からシュートを放つが、ここはブロックに阻まれる。

 35分、敵陣深くで横浜はパスカットすると、シノヅカがボールを拾い、右サイドからクロスを供給。これに遠藤が右足で合わせるも、GK富居大樹の好セーブに阻まれた。すると横浜が先制に成功する。40分、シノヅカが右サイドからクロスを供給。これにファーサイドから遠藤が飛び込むと、古林に倒されPKを獲得。大津が蹴ったPKは一度は富居に阻まれるも、自らが押し込み先制に成功した。

 後半、両チーム得点のないまま時間だけが過ぎていく。すると76分、ドリブル突破を図った中川がドゥシャンに倒され、ペナルティエリア手前の右でFKを獲得。ドゥシャンにイエローカード。その後、両チームがヒートアップ。すると、怒ったドゥシャンが小野田の首を掴んでしまう。これに対して、レッドカードが提示され、ドゥシャンが退場処分となってしまった。

 一人多い状況となった湘南だが、中々ゴールを奪うことができない。試合は結局このまま終了。横浜が1-0で勝利を収めた。勝利した横浜は勝ち点を5に伸ばし、グループ最下位から2位に浮上。敗れた湘南は勝ち点3のままで、最下位に転落している。

【得点者】
41分 1-0 大津祐樹(横浜F・マリノス)

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top