キエル・スヘルペン【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)で大躍進を続けるアヤックスが25日、オランダ・エールディビジのFCエメンに所属する19歳のGKキエル・スヘルペンを獲得すると発表した。その際、反省文を書かされたことが話題となっている。
各世代別のオランダ代表としてプレーした経験のあるスヘルペンは、将来のA代表入りを期待される選手でもある。19歳ながら、今季はFCエメンで公式戦33試合に出場し主力として活躍していた。アヤックスとは2023年6月までの4年契約を結び、今年7月からチームに加わることになった。しかし、一つ問題がある。
英メディア『BBC』によると、スヘルペンは11歳の時、SNS上でアヤックスのライバルクラブであるフェイエノールトファンであると公言していた。それだけでなく、アヤックスに対する悪口も書いていたとのこと。この件に関してアヤックスファンの反感を買い、今回のアヤックス加入に反対する者も多くいたようだ。
その怒りを鎮めるため、スヘルペンは反省文を書かされることに。オフィシャルサイトに掲載されている動画には、腕組みをするアヤックスのエドウィン・ファン・デル・サールCEOの前で、椅子に座るスヘルペンの姿が。同選手は紙に「アヤックスはオランダで最も美しいクラブ」と1000回も書いたようだ。異例な公式発表となったが、少しはアヤックスファンから受け入れられたかもしれない。
【了】