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ミラン、CL出場圏内へ4位アタランタに圧力。守護神のPKストップなどで無失点勝利!

text by 編集部 photo by Getty Images

ミラン
ミラン【写真:Getty Images】

【ミラン 2-0 フロジノーネ セリエA第37節】

 イタリア・セリエA第37節、ミラン対フロジノーネが現地時間20日に行われた。試合はホームのミランが2-0で勝利した。

 来季のUEFAチャンピンズリーグ(CL)出場圏内へ向けて負けられないミランは、3トップにピオンテク、ボリーニ、スソを起用。中盤にはチャルハノール、バカヨコ、ケシエを配置した。

 ミランは降格の決まっているフロジノーネ相手に中々得点を奪うことができない。ゴール前までボールを運ぶも、決定的なシーンを作るまでには至らない。前半はフロジノーネの守備がハマり、ミランに得点を許さない。前半は0-0で折り返す。

 後半開始早々にミランがチャンスを作る。46分、アバーテの右からのアーリークロスにピオンテクが潰れ、ボールが溢れる。これを最後ボリーニが拾い、シュート。これはゴールを捉えることができなかった。

 チャンスの直後にミランはピンチを迎える。48分、スルーパスに反応したパガニーニにアバーテが対応。だが、ペナルティエリア内でパガニーニを倒してしまいPKの判定。このPKをチャーノが蹴るが、ドンナルンマが防いだ。守護神の好セーブでミランはピンチを逃れた。

 しばらくチャンスが続いたミランがついに先制点を奪う。57分、スソが右サイドから中央にクロスを供給。これがファーサイドのボリーニまで流れ、ボリーニがシュートを放つ。これに反応したピオンテクが触り、ゴールに吸い込まれた。これでミランが1点のリードを奪った。さらに、66分にスソがFKを決め、リードを2点に広げた。

 これでミランが主導権を握り出す。その後も、フロジノーネに得点を許さず、2-0で勝利を収めた。勝利を収めたミランは、残り1試合で4位アタランタと同勝ち点となり、アタランタにプレッシャーをかけた。

【得点者】
57分 1–0 ピオンテク(ミラン)
66分 2-0 スソ(ミラン)

【了】

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