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18/19リーガ・エスパニョーラベストイレブン。Fチャン編集部が選定、リーグを彩った名手たち【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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写真左からスアレス、メッシ、アスパス【写真:Getty Images】

イアゴ・アスパス(スペイン代表/セルタ)
生年月日:1987年8月1日(31歳)
今季リーグ戦成績:27試合出場/20得点6アシスト

 スペイン代表として昨年行われたロシアワールドカップ出場を果たしたスペイン代表ストライカー。自ら点を奪う能力はもちろん、味方を生かす上手さにも長けるなど、前線で様々な仕事をこなすことができる選手であり、能力は非常に高いと言える。現在31歳の同選手だが、今なお成長を続けている。

 今季は怪我にも苦しんだ同選手であったが、それでも最終的にはリーグ戦27試合で20得点6アシストという申し分ない成績を収めた。また、セルタはイアゴ・アスパスを欠いた試合ではわずか1勝しかできていないなど、この男のチームにおける存在の大きさは結果にも如実に表れている。間違いなく、残留の立役者と言えるだろう。

リオネル・メッシ(アルゼンチン代表/バルセロナ)
生年月日:1987年6月24日(32歳)
今季リーグ戦成績:34試合出場/36得点15アシスト

 今季もこの男の活躍は止まらなかった。世界を代表するレフティーは開幕戦から2ゴールを叩き込むなどエンジン全開でシーズンを駆け抜け、ゴールやアシストを量産。チームが苦しい状況に追い込まれた時でも一人でその難局を跳ね返してしまうといったゲームも見られ、キャプテンとして、そしてエースとしてピッチ上で頼もしい存在となった。

 リオネル・メッシは36得点を挙げ、もちろん今季のリーガ・エスパニョーラ得点王に輝いた。同選手がリーグ戦で得点王を獲得したのはこれが6回目のことになるが、これほど長い期間継続して結果を出すことができるのはもはやさすがとしか言いようがない。来季以降も、人間離れしたプレーを見せ続けるだろうか。

ルイス・スアレス(ウルグアイ代表/バルセロナ)
生年月日:1987年1月24日(32歳)
今季リーグ戦成績:33試合出場/21得点6アシスト

 バルセロナ不動のストライカーであり、世界屈指の実力を持つウルグアイ代表FW。泥臭くゴールを狙う姿勢はチームにおいても大きな武器となっており、抜群の決定力はもはや止めることが困難だ。リオネル・メッシとの相性も満点であり、強力な3トップはこの男なくして成り立たないだろう。

 ルイス・スアレスは今季、メッシに次ぐ21得点を挙げ得点ランキングで2位に輝いている。リーグ戦で放ったシュート数は「96本」となっており、これもアルゼンチン代表FWに次ぐ好成績となっている。やはりリーグ全体のCFの中では、別格の輝きを放ったと言えるだろう。

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