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トンネル脱出の神戸、連勝はならず。ビジャPKで先制も土壇場で磐田が同点

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

ダビド・ビジャ
ヴィッセル神戸のダビド・ビジャ【写真:Getty Images for DAZN】

【ジュビロ磐田 1-1 ヴィッセル神戸 J1第14節】

 明治安田生命J1リーグ第14節のジュビロ磐田対ヴィッセル神戸戦が1日に行われ、1-1のドローに終わった。

 世界的スター選手を擁しながらもリーグ戦7連敗、公式戦9連敗という絶不調に陥っていた神戸だが、前節の湘南ベルマーレ戦に4-1で快勝して連敗をストップ。その前節と同じスターティングイレブンで磐田戦に臨み、アンドレス・イニエスタは引き続き欠場となった。前節交代出場で復帰したルーカス・ポドルスキも再びベンチ外に。

 キックオフからわずか1分30秒、神戸は前線に飛び出した三田啓貴がGKカミンスキーに倒されてPKを獲得。これをダビド・ビジャが落ち着いて決めて先制点を奪った。ビジャは2試合連続ゴールで今季6点目。

 前半はそのまま神戸が1点リードで折り返す。磐田は68分にロドリゲスのエリア手前からのシュートがクロスバーを叩いたほか、交代で投入された大久保嘉人のシュートなどで同点を狙ったが、ゴールを奪えないままアディショナルタイムを迎える。

 だが91分、大久保のシュートが一旦はGK吉丸絢梓に阻まれたあと、もう一度大久保が押し込もうとしたボールをゴールライン上のダンクレーが手でストップして一発レッドカード。このプレーで得たPKからロドリゲスが放ったシュートは吉丸にセーブされたが、こぼれ球をロドリゲスが押し込んで磐田が1-1とした。そのまま両者勝ち点1を分け合う結果に終わっている。

【得点者】
3分 0-1 ダビド・ビジャ(神戸)
90+3分 1-1 ロドリゲス(磐田)

【了】

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