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日本代表の森保一監督、3バック採用の意図は? 「相手のディフェンスを分散できる」

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

森保一
森保一監督【写真:田中伸弥】

【日本 0-0 トリニダード・トバゴ キリンチャレンジカップ2019】

 キリンチャレンジカップ2019、日本代表対トリニダード・トバゴ代表の試合が5日に行われた。試合は0-0の引き分けに終わっている。試合後、日本代表を率いる森保一監督が記者会見に臨んだ。

 3バックを採用した理由について聞かれると「まず形としてはウィングバックが守備のときはスペースを消せる。攻撃のときは高い位置で幅を持てるという部分で、相手のディフェンスを分散させることができると思っています」と説明。

 次は9日にエルサルバドル代表と対戦するが、再び3バックを採用するのか質問されると「まずはこのタイミングで3バックを試したというところは、これまでも毎回試そうかなという思いは持って活動してきた中で、まずスタートでの形を安定させて、ベースが4バックでやることをより多くの選手に吸収してもらいながら、戦術理解をしてもらいながら、次のオプションを試そうと思っていたのが今のタイミングになりました。9月からワールドカップの予選が始まりますが、それまでの活動がなかなかない中、ここでやって、選手の感覚的に覚えていってくれれば、またオプションとして使えるかなと思っています」と語っている。

(取材:舩木渉、文・構成:編集部)

【了】

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