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エルサルバドルメディアは完敗認める。「日本は最初から最後まで優位」

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

久保建英
日本代表の久保建英【写真:田中伸弥】

【日本 2-0 エルサルバドル キリンチャレンジカップ2019】

 キリンチャレンジカップ2019の日本代表対エルサルバドル代表戦が9日に行われ、日本代表が2-0の勝利を収めた。エルサルバドルのメディアは自国の代表チームの低調な戦いぶりを嘆きつつ、森保ジャパンの快勝を認めている。

 昨年11月から5連勝中と好調な戦いを続けていたエルサルバドルだが、FW永井謙佑の代表初得点を含む2ゴールにより敗れる結果に終わった。『エルサルバドル.com』は「スピードのある日本に無敗記録を止められる」と試合について伝えた。

 エルサルバドル代表については「アイディアもなくゴールもなかった」と手厳しく評価。対照的に日本代表に対しては「スピードを武器として最初の1分から試合を支配した」「最初から最後まで明らかに優位を示した」と称賛している。

『エル・グラフィコ』も同様に、エルサルバドルは「守備が脆く攻撃もほとんど何もできなかった」として、日本の快勝だったと伝えている。「サムライブルーの優位は明確であり、(GK)エンリ・エルナンデスのセーブがなければ大量得点を奪ってもおかしくなかった」と完敗を認めた。

 同メディアはまた、この試合で日本代表デビューを飾ったMF久保建英にも言及。「アジアサッカー界の新星の一人」である久保が後半途中に投入され、相手2人の間を抜けてシュートに持ち込むなどいくつかの見せ場を生み出したことを伝えている。

【了】

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