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なでしこジャパン、アルゼンチンに引き分け。スコアレスドローは女子W杯史上6度目【女子W杯】

text by 編集部 photo by Getty Images

菅澤優衣香
なでしこジャパンの菅澤優衣香【写真:Getty Images】

【アルゼンチン 0-0 日本 FIFA女子ワールドカップ2019 D組第1節】

 FIFA女子ワールドカップ2019 D組第1節、アルゼンチン女子代表対日本女子代表(なでしこジャパン)が現地時間10日に行われた。試合は0-0の引き分けに終わった。

 試合開始からボールを支配するなでしこジャパンだが、アルゼンチンの堅い守備の前に決定的なチャンスを作れない。後半に入るとペナルティーエリアでシュートを打つ場面もあったが枠に飛ばず、ドロースタートとなった。

 独メディア『シュポルトアインス』では「日本代表、勝利を逃す」と題し試合内容を論評している。

「日本はスタートダッシュに失敗した。2011年大会では優勝、2015年も準優勝を果たした日本女子は、アウトサイダーのアルゼンチンに得点を奪えなかった」とFIFAランク7位のなでしこジャパンが同37位のアルゼンチン相手に低調なパフォーマンスに終始した事を伝えている。

 またFIFAの公式ツイッターでは、この試合が女子ワールドカップで実に40試合ぶりに無得点に終わったこと、スコアレスドローの試合は女子ワールドカップ史上6度目だったことを紹介している。

 試合後、なでしこジャパンの高倉麻子監督は「前半から攻撃的にプレーしたかったが、選手が躊躇してしまった。それでも後半はテンポよく多くのシュートチャンスを作れた。でもアルゼンチン守備陣から得点を挙げるまでには至らなかった」とコメントしている。

 なでしこジャパンの次節は14日、スコットランド女子代表だ。果たして次の試合で大会初勝利を上げる事が出来るだろうか。

【了】

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