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植田直通、海外での成長に自信。対サンチェスは「どこまでできるのか確かめたい」【コパ・アメリカ】

text by 編集部 photo by Getty Images

植田直通
植田直通【写真:Getty Images】

 日本代表は、コパ・アメリカ2019(南米選手権)のグループステージ初戦となるチリ戦に向けて調整を続けている。DF植田直通は、1年間での成長を実感しており、今大会でさらに自信を深めるつもりだ。

 昨年夏にベルギーのセルクル・ブルージュへ移籍した植田。昨年1月からオフがないことについては、「今までもこうやってきたし、それが僕には合っていると思う」と語り、特に問題はない様子だ。

 1年間で最も成長したところを問われると、「常に練習から外国の選手とやれるってことがすごく大きい。試合でも良いチームもたくさんある」と述べ、「僕は日本で強さを持ち味にしていた部分はありましたけど、それにもっと磨きがかかったと思います」と自信。「それ以外にもあっちで戦うってことが自分の成長にかなりつながていると思う。生活面含めて、いろんな面で成長していると思います」と堂々と話した。

 チリ戦では、相手の主力の一人であるFWアレクシス・サンチェスと対峙することになりそうだ。植田は「チリとやると聞いて、その選手が最初に頭に浮かんだ。ホントに良い選手」と警戒している。ただ、恐れはない。「出てきてくれれば僕もすごくうれしい。そういった選手とできるのはなかなかない経験なので」と、プラスに考えている。

 サンチェスは高さよりもスピードタイプの選手。植田が得意としている部分とは違うが、成長を見せられるだろうか。「ベルギーはそこまで動き出しが良い選手は少ないとは思いまし、強さの部分がフィーチャーされる」としながらも「僕もいろいろ考えながらやってきたし、そういう相手に自分がどこまでできるかを確かめたい部分もあるので、すごく楽しみです」と語った。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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