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久保建英、好プレー見せるも「負けては何の意味もない」。レアル移籍はノーコメント【コパ・アメリカ】

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

久保建英
日本代表の久保建英【写真:田中伸弥】

【日本 0-4 チリ コパ・アメリカ2019】

 コパ・アメリカ2019(南米選手権)グループステージC組第1節の日本代表対チリ代表戦が現地時間17日に行われ、チリが4-0の勝利を収めた。先発でフル出場を果たしたMF久保建英が試合後にメディアからの質問に答えた。

 コパ・アメリカ2連覇中の王者に対し、前半は持ちこたえていた森保ジャパンだが41分に失点。後半には久保がゴール前に抜け出して決定的なシュートを放つなどのチャンスもあったが、さらに3点を奪われての大敗に終わった。

 海外メディアからチリの印象について尋ねられた久保は、「すごく強いチームだと思いました。何より0-4で負けたという結果ですので」とスペイン語で返答。個人としていくつかの好プレーを見せられたことについても、「試合に負けてしまっては何の意味もないです。勝ちたかったですが…」と敗戦を悔やんだ。

 レアル・マドリーへの移籍に関しては、やはりコメントを避けた。スペインから注目が集まっていることについてコメントを求められると、「まだ2試合残っていますので。少なくとも自分のプレーを見せられるようにやっていきたいと思います」と大会に集中する姿勢を示している。

 日本代表は東京五輪を見据えたメンバーで大会に臨んでおり、この日も先発11人のうち6人が代表デビューという若いチームだった。「今日できた経験は今後に向けてすごくプラスになると思います」と久保は話しつつ、「でも今はこのコパ・アメリカを戦っていますので、年齢は言い訳にできないですし、A代表として試合に勝てるように全力を尽くさなければいけません」と今後の2試合での巻き返しを誓った。

【了】

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