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大迫敬介、川島永嗣を目標に。「追い越さないといけない存在」【コパ・アメリカ】

text by 編集部 photo by Getty Images

大迫敬介
日本代表の大迫敬介【写真:Getty Images】

 コパ・アメリカ2019(南米選手権)に出場している日本代表は、現地時間24日に行われるグループリーグ最終節のエクアドル戦に向けて準備を進めている。GK大迫敬介は、川島永嗣と同じチームでプレーして感じた印象について語った。

 大迫は今大会の初戦となったチリ戦でゴールを守り、19歳で代表デビュー。続いて20日に行われた第2節のウルグアイ戦では36歳の川島がロシアワールドカップ以来約1年ぶりとなる出場を果たした。

「プレーももちろんそうですけど、ボールのないところの味方に対する鼓舞もそうですし、悪い時間帯での声のかけ方だったりというのはベンチから見ていてもすごく分かったので。そういうのは学ばないといけないと思いますし、GKに必要なことだと思うので、どんどん自分に取り入れていきたいなと思ってます」と大迫はウルグアイ戦での川島の印象について話している。

 試合だけではなく、日々の練習の中でも川島の姿勢からは強い感銘を受けたと大迫は語る。「日本の選手にも意識が高い部分はありますけど、それを上回る意識の高さで練習しているっていう感覚がある。僕自身、日本に帰ってからもそうですけど、そういう高い意識の中でやらないといけないなっていうのを今回強く思いました」

 19歳ながらも堂々とプレーする大迫に対しては川島も賛辞を送っていた。「でもやっぱり一緒に川島選手と練習して、まだまだだなって思ってるので。そういうのは目指すべきところでもありますし、追い越さないといけない存在でもあると思います」と大迫は、17歳差の大先輩を目標として見据えている。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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