フットボールチャンネル

南米連盟がメッシの判定批判に反論。「事実無根」「敬意を欠いている」

text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシ
アルゼンチン代表のリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

 アルゼンチンサッカー協会(AFA)やアルゼンチン代表FWリオネル・メッシからの度重なる判定批判に対し、南米サッカー連盟(CONMEBOL)が公式声明で反論を繰り出した。

 アルゼンチン代表は現地時間6日に行われたコパ・アメリカ2019(南米選手権)3位決定戦でチリ代表と対戦。結果はアルゼンチンが2-1の勝利を収めたが、前半にレッドカードを受けたメッシは試合後に不満をあらわにし、メダル授与のセレモニー参加を拒否した。その理由について「腐敗の一部になることはないと考えた」とコメントしている。

 準決勝でブラジル代表に敗れた際にも、メッシは際どい場面でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が使用されなかったとして審判団を批判。AFAも同様の内容の抗議文をCONMEBOLに提出していた。

 これに対しCONMEBOLは、SNSを通して公式声明を出した。具体的にアルゼンチンやメッシに言及してはいないが、審判批判に対して強く反論している。

「サッカーでは勝つことも負けることもあるが、誠実さと敬意を持って結果を受け入れることはフェアプレーの根本だ。同じことは審判の決定にも言える」と南米連盟はコメント。審判団への批判は「事実無根」であり「競争相手や全ての参加選手たちへの敬意を欠くこと」だと非難している。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top