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スペイン主要クラブシーズン査定。今世紀最低も…3強はCL逆転敗退、2度監督交代の悪夢【編集部フォーカス】

ロシアワールドカップ後に開幕した2018/19シーズンが終了。今季のリーガエスパニョーラはバルセロナが連覇を達成したが、レアル・マドリーは2度の監督交代に揺れた。主要クラブの今季はどうだったのか、振り返っていく。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

バルセロナ

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リーグ連覇を達成したバルセロナ【写真:Getty Images】

全体評価:B
リーグ戦成績:優勝 勝ち点87(26勝3敗9分)
UEFAチャンピオンズリーグ成績:ベスト4

 エルネスト・バルベルデ体制2年目となった今季は、アンドレス・イニエスタがチームを去ったものの、大型補強は行われず。序盤にリーグ戦4戦勝ちなしとつまずく時期もあったが、結果的には2位アトレティコ・マドリーに勝ち点差11をつけて連覇を達成した。

 新加入のDFクレマン・ラングレとMFアルトゥール・ビダルは、それぞれのポジションの起用の厚みをもたらす活躍を見せた。一方で、加入2季目となったFWウスマン・デンベレとMFコウチーニョは、今季も物足りない成績に終わった。

 また、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝では、1stレグでリバプールに3-0と完勝したものの、敵地アンフィールドで行われた2ndレグを0-4で落として敗退。多くの批判を浴びたこの敗退によって、リーガ連覇の功績も薄れてしまった印象は否めない。

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