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スペイン主要クラブシーズン査定。今世紀最低も…3強はCL逆転敗退、2度監督交代の悪夢【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリー

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今世紀最低の得点数に終わったレアル・マドリー【写真:Getty Images】

全体評価:C
リーグ戦成績:3位 勝ち点68(21勝12敗5分)
UEFAチャンピオンズリーグ成績:ベスト16

 今季から監督に就任したフレン・ロペテギは、10月28日のバルセロナとのクラシコで惨敗を喫した直後に解任。暫定監督を務めたサンティアゴ・ソラーリは順調な滑り出しを見せたが、バルセロナにはスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)とリーグ戦でともに敗れ、UEFAチャンピオンズリーグもラウンド16で姿を消すなど、徐々にパフォーマンスが低下。昨季までチームを率いたジネディーヌ・ジダンが、3月に再び監督に就いた。

 長年チームを支えてきたDFセルヒオ・ラモス、DFマルセロ、MFルカ・モドリッチ、FWカリム・ベンゼマは30代になり、チームの大黒柱だったFWクリスティアーノ・ロナウドは昨季限りで退団。チームはエースの穴を埋めることができなかった。

 前線にはマリアーノ・ディアス、18歳のヴィニシウス・ジュニオールが加入したが、両者合わせてリーグ戦4得点。ベンゼマはレアル加入後2位タイの21得点をマークしたものの、チームの総得点63は、今世紀最低の数字だった。

【了】

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