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欧州各国リーグ、主要移籍まとめ(3)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ユリアン・ブラント

ユリアン・ブラント
レバークーゼンからボルシア・ドルトムントへ移籍したユリアン・ブラント【写真:Getty Images】

FW:ユリアン・ブラント(ドイツ代表)
生年月日:1996年5月2日(23歳)
レバークーゼン→ボルシア・ドルトムント(移籍金:約31億円)
昨季リーグ戦成績:33試合出場/7得点14アシスト

 10代からその才能を研ぎ澄ませていたドイツ代表FW。トップ下、サイドハーフ、インサイドハーフ、トップと幅広いエリアでプレーすることを可能とする万能型の選手だ。最大の武器はスピードを生かした迫力あるドリブルであり、1対1では絶対の強さを持っている。昨年行われたロシアワールドカップにはレロイ・ザネとの激しい競争を勝ち抜いて出場を果たすなど、ドイツ代表としても活躍。まだ23歳と、今後の更なる成長にも期待感を抱ける存在だ。

 レバークーゼンで昨季、リーグ戦33試合で7得点14アシストという成績を残したブラントにはリバプールやバイエルン・ミュンヘン、バルセロナなどのビッグクラブが興味を示していたというが、同選手の獲得を発表したのはボルシア・ドルトムントであった。同クラブはドリブラー獲得のために、契約解除金となる2500万ユーロ(約31億円)を支払い、獲得に至ったようだ。ドルトムントは2018/19シーズン、最後までバイエルンにプレッシャーを与えながらリーグ制覇を逃した。来季はそのリベンジに燃えているはずだが、ブラントはクラブにどのような効果をもたらすだろうか。

【了】

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