ブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也は今季もチームで重要な役割を果たす事になりそうだ。

　ブレーメンは現在新シーズンに向けてオーストリアで合宿を行っている。現地時間7日にはオーストリア1部WSGチロルと今季最初の対外試合を行い1-0で勝利した。この試合で先発した大迫は決勝点となるゴールをヘディングで決めた。

　試合後、フロリアン・コーフェルト監督は「ユウヤはフレッシュな状態でチームに戻って来た。今年はキャンプの流れをしっかり把握している」と語った。昨季の大迫はロシアワールドカップ（W杯）やアジアカップに参加した影響でコンディション調整に苦労した。しかし今季は十分な休養を経てチームに合流した事でこれまで順調に調整が進んでいるようだ。

「システムによって彼はトップやトップ下、攻撃的MFでもプレー出来る。また3トップのサイドの起用も考えている」と様々な起用法を考えている事を明らかにした。

　昨季チームの主将を務め12得点を挙げたマックス・クルーゼがフェネルバフチェに移籍した。大黒柱が抜けたことで大迫には公式戦23試合で5得点だった昨季以上の成績を残すことが期待されるだろう。

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