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欧州各国リーグ、主要移籍まとめ(4)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

リュカ・エルナンデス

リュカ・エルナンデス
アトレティコ・マドリーからバイエルン・ミュンヘンへ移籍したリュカ・エルナンデス【写真:Getty Images】

DF:リュカ・エルナンデス(フランス代表)
生年月日:1996年2月14日(23歳)
アトレティコ・マドリー→バイエルン・ミュンヘン(移籍金:約99億円)
昨季リーグ戦成績:14試合出場/1得点0アシスト

 昨年行われたロシアワールドカップでフランス代表の優勝に大きく貢献したDF。サイドバック、センターバックを遜色なくこなすことができるマルチプレイヤーで、攻撃面でも果敢に縦へ仕掛ける姿勢を見せるなど攻守両面でチームに多くのものをもたらすことができる。所属クラブは11歳の頃からアトレティコ・マドリー一筋。しかし、トップチームではフィリペ・ルイスという強力なライバルを前に、シーズン通し安定して出場機会を得たとは言い難く、ベンチを温めることも少なくはなかった。昨季は怪我の影響もあってリーグ戦の出場は14試合に留まっており、ロシアW杯から継続して評価を上げたとは言えないだろう。

 これまでアトレティコ一筋のキャリアを歩んできたリュカ・エルナンデスだが、今年3月にバイエルン・ミュンヘンに移籍することを発表。移籍金は高額すぎるといっても過言ではないクラブ史上最高額の8000万ユーロ(約99億円)となっている。契約期間は5年間であり、今月に正式にチームへ合流している。ついに愛するアトレティコを離れる決断を下した同選手だが、新天地ではどのようなプレーを披露するか。バイエルンも守備陣の選手層はかなり厚いが、フランス代表を世界の頂点に導いた男がそこにどれだけ割って入れるかにも注目だ。

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