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欧州各国リーグ、主要移籍まとめ(4)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

アーロン・ラムジー

アーロン・ラムジー
アーセナルからユベントスへ移籍したアーロン・ラムジー【写真:Getty Images】

MF:アーロン・ラムジー(ウェールズ代表)
生年月日:1990年12月26日(28歳)
アーセナル→ユベントス(移籍金:フリー)
昨季リーグ戦成績:28試合出場/4得点6アシスト

 アーセナルで実に11年を過ごし、グーナーに愛され続けたウェールズ代表MF。守備に非常に献身的でありながら隙を見た攻め上がりで攻撃面に厚みを加えるなど、90分間通してハードにプレーできるボックス・トゥ・ボックス型の選手であり、シュート技術にも長けている。アーセナルにとってはまさに象徴的な選手といっても過言ではなく、FAカップ制覇などに大きく貢献。昨季は終盤に負傷し出場機会を失ったが、それでもリーグ戦28試合で4得点6アシストの成績を収めている。アーセナルでは公式戦通算371試合で65得点65アシストの成績を残すなど、チームにもたらしてきたものは計り知れない。

 そんなアーセナルに関わるすべての人から愛されたアーロン・ラムジーだが、ついにイングランドを離れる決断を下した。同選手は2019/20シーズンよりユベントスの一員として新たな冒険の第一歩を踏み出すことになったのだ。これほどの実力を持ちながら、アーセナルとの契約が今季までとなっていたので移籍金は0円。ユベントスにとっては満足感しか得られぬ買い物となったが、契約延長の交渉をうまくまとめられなかったアーセナルには批判の声が殺到している。

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