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欧州各国リーグ、主要移籍まとめ(4)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

エデル・ミリトン

エデル・ミリトン
ポルトからレアル・マドリーへ移籍したエデル・ミリトン【写真:Getty Images】

DF:エデル・ミリトン(ブラジル代表)
生年月日:1998年1月18日(21歳)
ポルト→レアル・マドリー(移籍金:約63億円)
昨季リーグ戦成績:29試合出場/3得点4アシスト

 ブラジルの名門・サンパウロで成長を果たし、昨年夏にポルトガルの強豪・ポルトへ移籍したブラジル期待の若手センターバック。本職はCBだが、サイドバックも起用にこなすことができるマルチプレイヤーであり、対人戦に絶対の強さを持っている。さらに昨季リーグ戦では3得点4アシストを記録するなど攻撃面でもその存在感を光らせることが可能で、とくにセットプレー時には大きな得点源となることができる。昨年9月にはブラジル代表デビューも果たすなど近年の成長ぶりは明らかであり、コパ・アメリカ2019(南米選手権)では出場機会こそなかったが、優勝メンバーの一員となっている。

 将来有望なエデル・ミリトンには数多くのビッグクラブが獲得に興味を示していたと言うが、同選手のハートを掴んだのはレアル・マドリーであった。同クラブはブラジル代表CBに移籍金5000万ユーロ(約63億円)を支払い、6年契約で獲得に至ったという。マドリーにはセルヒオ・ラモス、ラファエル・ヴァランと世界最高峰のCBが揃うが、ミリトンは時彼らにも劣らぬパフォーマンスを発揮し、自身の価値を証明できるか。新シーズンに向けての期待は高まるばかりだ。

【了】

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