【トゥエンテ 1-1 PSV エールディビジ第1節】

　オランダ1部・エールディビジ第1節のトゥエンテ対PSVが現地時間3日に行われた。試合は1-1の引き分けに終わっている。トゥエンテのFW中村敬斗が先発で出場し、オランダでの初ゴールを記録した。

　この夏にガンバ大阪からトゥエンテに期限付き移籍した19歳の中村は、先発の座をつかみとり、ピッチ上で開幕を迎えた。

　中村はこの起用に応え、いきなり結果を出す。開始8分、左サイドのタッチライン際でパスを受けた中村は、中へのカットインでコースをつくると、ペナルティエリア左手前から右足でシュート。ゴール右隅に鋭いシュートを決めて、昇格組のトゥエンテに先制点をもたらした。

　しかし、相手は昨季2位の強豪PSV。先制したトゥエンテは押し込まれる時間が長くなる。なんとか前半は無失点で終えたが、後半に入って65分に追いつかれると、71分に中村は交代した。

　それでも、残り時間を耐えたトゥエンテは1-1で勝ち点1を獲得。大金星とはいかなかったが、PSV相手に貴重な勝ち点を手にしている。

【得点者】
8分 1-0 中村敬斗（トゥエンテ）
65分 1-1 ダンフリース（PSV）

【了】