小池龍太【写真:Getty Images】
J1の柏レイソルは8日、同クラブに所属するDF小池龍太がベルギー2部のスポルティング・ロケレンへ完全移籍することが決定したとして発表を行った。
ロケレン側からは7月30日に、小池が3年契約で加入することが発表されていた。それから9日を経て柏側からも正式に発表が行われた。
小池はJ1昇格を目指すチームをシーズン途中で離れることを「申し訳なく思っています」としつつ、「相当の覚悟で自分の人生を懸けて挑戦する決心をさせていただきました」と柏公式サイトを通してサポーターに心情を説明している。
「世界で無名の僕はここから日本で成し遂げたことのように、のし上がっていける自信と覚悟を持っています。毎日、毎年、本当に数センチ・数ミリの段かもしれない成長という階段を一段ずつ飛ばすことなく、地に足をつけ登っていきます」と欧州での成功への意気込みを示した。
小池は2014年にJFAアカデミー福島からレノファ山口FCに入団し、チームとともにJFL、J3、J2と毎年ステップアップ。2017年にはJ1の柏へ移籍し、日本のトップリーグでもレギュラーポジションを手に入れた。チームがJ2に降格した今季もレギュラーとして21試合に出場していた。
ロケレンは昨季のベルギー1部でレギュラーシーズン最下位となり、23年ぶりに2部リーグに降格。1部復帰を目指すチームには横浜F・マリノスから先月移籍したMF天野純も所属している。
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