堂安律、PSVで待つ新たな11人の仲間。スタメン奪取は至難の業!? ライバルはビッグクラブ注目の超逸材【編集部フォーカス】

日本代表のMF堂安律が今夏、フローニンヘンからPSVに加入することが決まった。同クラブはアヤックス、フェイエノールトと並ぶオランダ屈指の強豪であるが、果たして新天地にはどのような選手がいるのだろうか。今回フットボールチャンネル編集部では、堂安の新たな仲間となる11人を予想スタメンから紹介する。

2019年08月29日(Thu)7時00分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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PSVとは

PSV
オランダの強豪クラブであるPSVアイントフォーヘン【写真:Getty Images】

 PSVアイントフォーヘンは、南オランダの北ブラバント州にある人口約23万人を誇るアイントフォーヘンを本拠地とするクラブだ。企業クラブとして1913年に創立され、以降アヤックス、フェイエノールトらと並ぶオランダの強豪チームとして同国のサッカー界を常に牽引している。ちなみに「PSV」とはPhilips Sports Vereningen(フィリップス・スポーツクラブ)の略。フィリップス(電機メーカー)は元々アイントフォーヘンに本社を持っており、その名の通りサッカー以外にも多くのスポーツチームを所有している。現地の発音は「ぺーエスフェー」となる。

 PSVが1888年に創設されたオランダサッカーリーグ選手権(現エールディビジ)のトップリーグに昇格したのは1926年のこと。すでにアヤックスやフェイエノールトらは同リーグでの優勝を経験しており、PSVはやや遅れる形での参戦となった。その後、1928/29シーズンに悲願のトップリーグ優勝を果たし、1934/35シーズンにもリーグのタイトルを掴み取るなど、オランダ屈指の強豪へと成長を果たしたPSV。その後もアヤックス、フェイエノールトらとしのぎを削り、毎年のように優勝争いを繰り広げた。エールディビジが正式に発足した1956/57シーズン以降もこの3クラブがオランダサッカー界の中心となっていた。

 そんな同クラブに黄金期が訪れたのは1980年代だ。PSVは1985/86シーズンから1988/89シーズンまでにリーグ4連覇を達成。1987/88シーズンにはフース・ヒディンク監督の下、ロナルド・クーマンやウィム・キーフトなどを擁し、UEFAチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)制覇を果たす。同シーズンはリーグ、国内カップ、チャンピオンズカップを制すなど、三冠に輝いたのだ。

 2000年代に突入してもPSVの強さは失われず、2004/05シーズンから2007/08シーズンまでに再びリーグ4連覇を達成。CLにも毎年のように参戦するなど、常に上位に進出してきた。昨季はアヤックスと最後まで優勝争いを繰り広げながら、勝ち点差わずか「3」及ばず2位でリーグ戦を終えている。

 そんなPSVにはこれまでにも数多くの名手が在籍してきた。元ブラジル代表のロマーリオやロナウド、元オランダ代表のルート・ファン・ニステルローイやパトリック・クライファートなど、選手の名を挙げればキリがないほどだ。ヒディンク、クーマン、ボビー・ロブソンなど歴代監督にも数多くのビッグネームが揃っており、現在はクラブのOBでもあるマルク・ファン・ボメルがチームの指揮を執っている。

 日本人選手が所属するのは堂安律が初めて。アジア人としては2013/14シーズンに在籍していた元韓国代表のパク・チソン以来となる。

 リーグ優勝24回、国内カップ9回、チャンピオンズリーグ1回の優勝を誇る強豪・PSV。では、現在はどのような選手が在籍しているのだろうか。予想スタメンからポジションごとに紹介していきたい。

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