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ネイマール移籍巡りバルサとPSGの交渉が大詰めか。総額で合意も「支払い方」が焦点?

text by 編集部 photo by Getty Images

ネイマール
パリ・サンジェルマンのネイマール【写真:Getty Images】

 バルセロナは、パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールの再獲得に向けた交渉を行っているようだ。だが交渉の細部については、メディアにより様々な情報が錯綜している。

 他の移籍先候補として噂されていたレアル・マドリーやユベントスよりもネイマール獲得への意志が強いとみられるバルサ。現地時間27日には両クラブの関係者がパリに集まり、移籍交渉を進めたと報じられている。

 その会談で移籍が合意に達することはなかったが、引き続き交渉が行われているようだ。フランス紙『レキップ』は、ネイマールの評価額を1億7000万ユーロ(約199億円)とすることについては双方が合意に達したが、その支払いの形式が争点になっていると伝えている。

 同紙によればバルサは1億3000万ユーロ(約153億円)以上の支払いに加えて、クロアチア代表MFイバン・ラキティッチの譲渡と、フランス代表FWウスマン・デンベレの1年間のレンタルをPSGに提示しているとのことだ。

 一方仏紙『パリジャン』は、ラキティッチとデンベレに関しては同じだが、バルサの提示する現金支払額は1億4000万~1億5000万ユーロ(約164~176億円)であり、総額は2億ユーロ(約237億円)相当のオファーだとしている。ラキティッチはPSGへの移籍に合意しているが、バルサ残留を希望するデンベレは返答を迷っているとも伝えている。

 米メディア『ESPN』は、バルサ側に1億7000万ユーロ全額を支払う意志があるとしている。だがバルサが3年間での分割払いを提案したのに対し、全額一括支払いを要求するPSGはその案を拒否したとのことだ。

 ネイマールは去就が確定するまではPSGで試合に起用されない状況が続いている。残り数日となる移籍市場でどのような結論が下されるのだろうか。

【了】

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