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冨安健洋、2試合連続先発で攻守に存在感。ボローニャ、終了間際の劇的ゴールで今季初勝利

text by 編集部 photo by Getty Images

冨安健洋
冨安健洋【写真:Getty Images】

【ボローニャ 1-0 SPAL セリエA第2節】

 セリエA第2節のボローニャ対SPALが現地時間30日に行われた。試合は1-0でホームのボローニャが勝利を収めている。ボローニャのDF冨安健洋はフル出場した。

 開幕戦に続いて冨安が右サイドバックで先発したボローニャは、加入したばかりのメデルをいきなり先発で起用。今季最初のホームゲームでベンチから指揮を執る闘病中のミハイロビッチ監督にはスタンドから大きな拍手が送られた。

 主導権を握ったのはホームのボローニャ。25分にはオルソリーニのCKに冨安がヘディングで合わせるシーンがあったが、惜しくも枠を外れてゴールならず。その後もボローニャはオルソリーニの突破力を軸に先制点に迫っていった。

 後半に入ってもペースを渡さないボローニャは、より攻撃への意識を高めていく。冨安も自らドリブルで右サイドを突破するなど、守備の時間が少ない分、攻撃にも頻繁に顔を出した。

 後半は多くのチャンスをつくりながら、決定力不足と相手GKの好守に遭ったボローニャは、なかなかゴールが生まれない。それでも後半アディショナルタイム、オルソリーニのクロスにソリアーノが合わせて、ようやく先制に成功。土壇場のゴールが決勝点となり、ボローニャが今季初勝利を手にした。

【得点者】
90+4分 1-0 ソリアーノ(ボローニャ)

【了】

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