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久保建英、シュート5本も無得点。「打ったからには全部決めないといけない」

text by 編集部 photo by 田中伸弥

久保建英
日本代表の久保建英【写真:田中伸弥】

【日本 2-0 パラグアイ キリンチャレンジカップ2019】

 キリンチャレンジカップ2019、日本代表対パラグアイ代表の試合がカシマサッカースタジアムで行われ、日本が2-0で勝利した。試合後には久保建英が取材に答えた。

 後半開始からピッチに入った久保は「けっこういろんなことを言ってもらえましたけど、一番は無失点で1点を取って良い形で試合を終わらせるように言われました」と森保一監督とのやりとりを明かし「けっこうシーソーゲームみたいになりかけていたので、当然、自分だけじゃなく、相手にもチャンスは回ってきたので、チャンスを逃さないためにどんどん積極的に行こうかなと思っていました」とプレーを振り返った。

 この日はFKを含め5本のシュートを打った久保、「打ったからには全部決めないといけないと思っていますし、入っていないことがすべてかなと思います」と無得点に終わった事を悔しがった。

 6月の日本代表初招集からレアル・マドリーへの移籍、そしてマジョルカへのレンタル移籍と目まぐるしく環境が変わった事について久保は「いろんなチームだったり、代表だったり、変わったメンバーだったり、変わったサッカーだったり、その中でもトップレベルの人たちとサッカーができているというのは自分にとってすごくいいことだと思いますし、学べることがたくさんあると思います。逆に、自分がこの環境が変わっていることをプラスに捉えてやっていると思います」と語った。

 10日からはアジア2次予選がスタートする。初戦の相手はミャンマー代表だ。「A代表で年齢は関係ないと思いますし、これも毎回言っていますけど、18歳だろうが35歳だろうが、選ばれたからにはこのチームのために、代表のために全力を尽くせる選手が代表だと思うので、自分だけじゃなくてチーム一丸となってやるだけですね」と話す久保。チームに好影響を与える18歳はミャンマー戦でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。

【了】

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