スペイン代表のセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
EURO2020予選グループFのスペイン対フェロー諸島戦が現地時間8日に行われ、スペインがホームで4-0の勝利を収めた。DFセルヒオ・ラモスはこの試合でスペイン代表のキャップ数最多タイ記録を達成している。
2005年にスペイン代表にデビューしたラモスは、この試合に先発出場したことで通算167キャップ。レアル・マドリーの元チームメートであるGKイケル・カシージャス(現ポルト)のキャップ数に並び、スペイン歴代最多タイとなった。
スペイン紙『アス』などによれば、カシージャスとラモスに次ぐキャップ数3位はシャビ・エルナンデス氏(133試合)。現ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタが131試合で続き、先日サガン鳥栖で現役を引退したフェルナンド・トーレスは110試合で9位タイとなっている。
欧州の代表チームでカシージャスとラモスを上回るキャップ数を記録しているのは、ユベントスの元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン(176試合)のみ。ラモスはこのまま出場を続ければ来年頃にはブッフォンの記録を上回ることが見込まれる。世界記録は元エジプト代表MFのアハメド・ハッサン氏(184試合)が保持している。
また、ラモスはスペイン代表で現在までに通算21得点を記録。DFの選手としては元アルゼンチン代表のダニエル・パサレラ氏(70試合22得点)に次ぐ数字だとされており、世界記録の更新も期待されている。
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