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久保建英と同世代…ドイツで活躍する10代選手、能力値&市場価格ランキング・トップ5【編集部フォーカス】

久保建英(18歳)、菅原由勢(19歳)、中村敬斗(19歳)。今夏は、Jリーグから海外へ移籍を果たした10代の選手が例年に比べても多かった。そうした若手選手の活躍には期待が寄せられるが、世界にも大きな注目を浴びる10代選手が数多くいるのも事実。今回フットボールチャンネル編集部では、ブンデスリーガで活躍する10代の選手を市場価格のランキング(トップ5)形式で紹介する(市場価格は『transfermarkt』を参照)。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

4位タイ

アルフォンソ・デイビス
バイエルン・ミュンヘンに所属するMFアルフォンソ・デイビスの能力値や昨季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

4位タイ:アルフォンソ・デイビス(カナダ代表/バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:2000年11月2日(18歳)
市場価格:1000万ユーロ(約12億円)
ポジション:MF
昨季リーグ戦成績:6試合1得点0アシスト

 アメリカのサッカーリーグMLSでの活躍を認められ2018年にバイエルン・ミュンヘンに移籍したカナダ代表MFのアルフォンソ・デイビス。昨季はリーグ戦6試合に出場し1得点を記録した。代表ではリベリア出身でありながらもアンダー時代にはカナダ代表として召集され、2017年にカナダの国籍を取得し、カナダ代表として正式に召集された。代表選では6試合に出場し3得点を挙げる活躍を見せている。

 デイビスの武器は爆発的なスピードにある。同選手のポジションではそのスピードを遺憾無く発揮することができ、裏のスペースへ抜けると相手選手を置き去りにしシュートまで持っていく。またスピードを活かしたドリブルも巧みで、繊細なタッチから一気に加速すると相手選手は成す術がない。緩急のあるドリブルで相手ディフェンダーを翻弄する姿は同じチームに所属していたフランク・リベリとアリエン・ロッベンを彷彿とさせる。

 バイエルンのサイドアタッカーの層は厚く、デイビスのポジションにはキングスレイ・コマンと今季加入したイバン・ペリシッチらがいるため定位置確保は容易ではない。しかし今季では既に2試合に出場し1ゴールを決めている。コンスタントに出場するためにも、少ないチャンスをモノにしていくことが必要だ。

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