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34歳DF横山知伸がFC岐阜に加入。脳腫瘍摘出手術乗り越えJリーグ復帰へ

text by 編集部 photo by Getty Images

横山知伸
横山知伸【写真:Getty Images】

 昨季限りで北海道コンサドーレ札幌を退団したDF横山知伸が13日、J2のFC岐阜への加入が決定した。クラブの公式サイトで発表されている。背番号は40に決定した。

 昨季、札幌に完全移籍した横山は同年8月にロアッソ熊本に期限付き移籍となった。だが、出場機会に恵まれず、昨年12月2日に期限付き移籍満了が発表された。横山は昨年12月24日の夜に体調不良となり、脳内に腫瘍が見つかった。その後、無事に摘出手術が終わり、治療を受けていた。

 クラブの公式サイトで横山は「この場を借りて、昨年末に脳腫瘍が発見された時には、またサッカーが出来ると思えませんでしたが、今回の契約に至ったのは自分に関わってくれた方々の力添えがあったからです。常に近くで支えてくれた家族、友人、先輩方ありがとうございます。素晴らしい人達に恵まれて、またサッカーが出来る事に日々感謝して頑張っていきますので、よろしくお願いします」とコメントしている。

 横山は2008年に早稲田大学から川崎フロンターレに入団。その後、2012年にセレッソ大阪に移籍した。2014年には大宮アルディージャに加入。札幌への期限付き移籍を経て、2018年に札幌へ完全移籍となった。

 病を乗り越えたベテランDFのJリーグ復帰に注目が集まる。

【了】

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