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グランパス、風間八宏監督と契約解除。フィッカデンティ氏が新監督に就任

text by 編集部 photo by Getty Images

風間八宏、マッシモ・フィッカデンティ
風間八宏氏、マッシモ・フィッカデンティ氏【写真:Getty Images】

 J1の名古屋グランパスは23日、トップチームを率いていた風間八宏監督との契約解除、および新監督としてマッシモ・フィッカデンティ氏の就任を発表した。

 風間監督は2017年に名古屋監督に就任。J2に降格していたチームを1年でのJ1復帰に導いた。2018シーズンには15位で辛うじてJ1に残留。今季は開幕3連勝と順調なスタートを切ったが、最近15試合でわずか1勝と調子を落とし、11位まで順位を下げていた。

 小西工己代表取締役社長は、風間監督が「攻守一体の攻撃サッカー」を掲げて「技術」で相手を圧倒できるチームを創り上げるべく指導を行ってきたとして、「これからクラブが目指すべきスタイルの礎を築いていただき大変感謝しています」とコメントしている。

 新監督に就任するフィッカデンティ氏はイタリア出身の51歳。2014~2015年にはFC東京を率い、2年目には4位の好成績を残した。続いて2016年からはサガン鳥栖を指揮。1年目に11位、2年目に8位の成績を残したあと、昨季はチームの低迷により10月に契約を解除されていた。

「攻守一体の攻撃サッカーで、したたかに勝利を追い求め試合の中で起こりうるあらゆる状況に対応できる、そして最後まで戦い抜くスピリットを持ち合わせたチームを作ります。グランパスサポーターの皆様と多くの勝利を共に喜びあえることを願っています」とフィッカデンティ氏は就任に際してコメントを述べている。

【了】

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