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欧州移籍の日本人選手、その成績は? 北川航也、三好康児、安西幸輝、食野亮太郎、シュミット・ダニエルの活躍をチェック【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

シュミット・ダニエル

シュミット・ダニエル
シント=トロイデンVVに移籍したシュミット・ダニエル【写真:Getty Images】

シュミット・ダニエル(シント=トロイデンVV/ベルギー)
ポジション:GK
今季リーグ戦成績:8節中7試合出場、10失点、3クリーンシート
出場時間:630分

 米国生まれ、日本育ちの日本代表GKシュミット・ダニエルは今季、ベガルダ仙台からベルギー1部のシント=トロイデンVVに移籍した。米国人の父を持つシュミットは身長197cmと日本人GKとして最も大柄な選手だ。ベガルタ仙台ではこの高身長を活かし、ビックセーブを連発していた。

シント=トロイデンでのデビュー戦は第2節のクラブ・ブルージュ戦だったが、ほろ苦いデビュー戦となってしまった。前半終了時点で4失点、後半さらに2失点を奪われ0-6の大敗を喫した。しかし、それでも監督は以降の試合で使い続け、移籍後リーグ戦7試合全てに出場している。また、その後の試合では安定感を見せ、8試合終了時点でクリーンシート3、失点数10と持ち直した。

 チームは開幕戦2連敗でスタートし、8試合終了時点で3勝2分3敗の10位。未だ波に乗れない状況が続いているが、シュミットが失点を防ぐ事でチームも上向き調子になるはずだ。

【了】

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