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欧州移籍の日本人選手、その成績は? 北川航也、三好康児、安西幸輝、食野亮太郎、シュミット・ダニエルの活躍をチェック【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

食野亮太郎

食野亮太郎
ハーツに移籍した食野亮太郎【写真:Getty Images】

食野亮太郎(ハーツ/スコットランド)
ポジション:FW
今季リーグ戦成績:6節中3試合出場、1ゴール、1アシスト
出場時間:183分

 今夏、ガンバ大阪からイングランド1部のマンチェスター・シティへ移籍したFW食野亮太郎。しかしイングランド王者のシティはタレント揃いで競争が激しく、十分な出場機会を得るのが難しい。そのため、まだ21歳と若い食野は経験を積むために、スコットランド1部のハーツへレンタル移籍を決断した。

 ハーツへ移籍すると、移籍わずか1日でデビューを飾る。第4節ハミルトン・アカデミカル戦で、先発選手が負傷したことにより前半31分から途中交代でプレーした。合流わずか1日で試合に出場したが監督は食野を賞賛した。そして第5節のマザーウェール戦では途中出場ながらも、1ゴール1アシストの活躍を見せた。しかし食野の活躍も虚しく、チームは2-3で敗戦している。第6節のハイバーニアン戦で初先発、初勝利となった。食野はチームに合流してまだ1ヶ月も経っていないが既に存在感を示しつつある。

 一方、ハーツは6試合を戦い、1勝2分3敗の8位と不調な状態。失点数が「12」と守備面に問題を抱えている。既に存在感を示し、シティも認めた逸材はチームを助ける働きが出来るだろうか注目である。

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