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遠藤航「チャンスをつかめるかどうか」。1月以来の日本代表スタメン出場目指す

text by 編集部 photo by Getty Images

遠藤航
遠藤航【写真:Getty Images】

 日本代表は7日、2022年ワールドカップ・カタール大会アジア2次予選のモンゴル戦に向けさいたま市内で練習を行った。

 初日から練習に合流した遠藤航は今夏に移籍したシュトゥットガルトで公式戦の出番がない。「もちろん遅れて加入したのもあるし、チームが調子いいんで、そんなにメンバー変える必要もないのかなというところで、まあでも1回この前負けたんで、これからチャンスが来るのかなというイメージは持っていますけど、こっちに今は来てるんで、とりあえずこの代表に集中したいって思いで今は来ましたけど」と語るように気持ちはすでに代表モードに切り替えているようだ。

 続けて「これだけ出られない期間が多いのはプロになって初めてではありますけど、そんなに僕の中では今までずっとうまくいってたって感覚ではないんで。いろんな壁に当たりながら、それを克服していって今があると思ってるんで、今回の出れない経験もまた経験だし、そこは自分の中でポジティブにやって、いつかチャンスが来ると思ってるし、そのチャンスをつかめるかどうか、そのためにいい準備ができるかどうかというところだと思います」と現状を語った。

 9月に行われた代表2連戦では出番のなかった遠藤は「基本的にはちょっと(橋本)拳人が後ろ目で、(柴崎)岳がゲームを作るイメージでやってたり、どっちかというと拳人もつぶしのところはいいんですけど、タテ入れるところとかそのへんの部分はすごいよくなってるなっていう印象を持ってるし、昔一緒にやっててもともとつぶせるのは知ってましたけど、より攻撃にフォーカスしてやってるのかなというイメージは受けたんで、そういう意味では刺激を受けてるし、僕もまたしっかりとレベルアップしていかないといけないという刺激をもらいました」と出場機会がないなかでもベンチで冷静に分析していたようだ。

「彼らを上回る?まあそうですね」と話す遠藤は今回の2連戦で今年1月に行われたAFCアジアカップ2019準決勝の対イラン戦以来の先発出場に向けアピールを続ける。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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