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久保建英のトップ下先発起用も。FW大迫勇也不在で挑むモンゴル戦【日本代表前日練習】

text by 編集部 photo by Michio Ueda

日本代表
日本代表、モンゴル戦に向けて前日練習【写真:植田路生】

 日本代表は9日、埼玉スタジアム2002において2022年カタールワールドカップ・アジア2次予選・モンゴル戦に向けた前日練習を行った。

 ピッチに登場した選手たちは全員で約1分間のミーティング。その後、ランニング、ストレッチを行い、「鳥かご(ボール回し練習)」などをこなした。選手たちに緊張した様子はなく、時折笑い声が聞かれるなど一様にリラックスしていた。

 モンゴルは最新のFIFAランキングで183位と力の差がかなりある相手(日本は31位)。油断は禁物だが、これまでにない戦い方をするチャンスでもある。特に今回はFW大迫勇也が負傷のため招集外。攻撃陣はテストをしやすい環境でもある。

 森保一監督は「バリエーションを使って相手の守備を崩したい。試せるところは試したい」と記者会見で語った。選手のコンディションを見ながら、大胆な選手起用も考えられる。

 例えば、注目の久保建英をトップ下で先発出場させる可能性も十分にある。1トップに南野拓実もしくは鎌田大地を置き、その下でのプレーだ。久保は攻撃的なポジションであればどこでも適性はあるが、中央が最も彼の良さが活きるのではないか。

 モンゴル戦はワールドカップへ向かう負けられない一戦ではあるが、実力差が大きいのも事実。勝ち点3を奪いつつ、今後に向けた様々なテストを行うことが求められる。

(取材・文:植田路生)

【了】

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