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森保監督、苦戦乗り越えた選手たちに賛辞。「我慢強く戦い抜いてくれた」

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

森保一
日本代表の森保一監督【写真:田中伸弥】

【タジキスタン 0-3 日本 カタールワールドカップ・アジア2次予選 第3節】

 カタールワールドカップ・アジア2次予選第3節のタジキスタン代表対日本代表戦が現地時間15日に行われ、アウェイの日本代表が3-0で勝利を収めた。

 敵地で苦戦を強いられた森保ジャパンだが、後半に入って53分に南野拓実が待望の先制点を奪うと、その2分後にも再び南野が追加点。82分にも交代出場の浅野拓磨が3点目を加え、2次予選での成績を3戦3勝とした。

「アウェイの地で、ほんとうに“どアウェイ”の中、選手たちがそう簡単な戦いにならないだろうということを覚悟しながら、我慢強く戦い抜いてくれて、勝利をもぎ取ってくれた、掴み取ってくれたと思っています」と森保一監督は試合後にチームの奮闘を称えた。

 試合前には台風19号による犠牲者への黙とうが捧げられ、日本の選手たちは喪章も巻いてプレーしていた。「選手たちが被災地、被災者に励ましになるプレーを届けるということ、我々を応援してくださっている方々に勝利を届けるという強い気持ちを持って戦っていた」と監督はこの試合に向けて抱いていた思いを改めて強調した。

【了】

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