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世界のトッププレイヤー能力値ランキング31位~35位。心臓に影の功労者…強豪を支える真の勇者たち! Fチャン編集部が選定(2019/20シーズン版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

33位:リバプールの肩翼

ロバートソン

アンドリュー・ロバートソンの能力値や昨季リーグ戦成績、市場価格など【写真:Getty Images】

DF:アンドリュー・ロバートソン(スコットランド代表/リバプール)
生年月日:1994年3月11日(25歳)
昨季リーグ戦成績:36試合0得点11アシスト
市場価格:6000万ユーロ(約72億円)

 今や欧州一のクラブでスタメンの座を勝ち取り、スコットランド代表ではキャプテンも務めているDFアンドリュー・ロバートソン。しかし彼のサッカー人生は2012年、当時スコットランドリーグ4部に所属していたクイーンズ・パークで始まった。当時はそれだけは食ってはいけなかったためスコットランドサッカー協会でアルバイトをしていた。そしてそれからわずか5年後、イングランドの名門リバプールへやって来たのだ。

 そんなシンデレラストーリーのような人生を歩んできたロバートソンの持ち味は、スピードを活かした縦への突破と精度抜群のクロスだ。全体的にバランスの取れている数値の中でスピードとパスの能力が抜きん出ているのがわかる。昨季のリーグ戦で11アシストを誇ったのもうなずける。また、パスにおいてはクロスだけでなくロングパスの精度も高く、最終ラインから一気に相手DFラインの裏へパスを送る。もちろんDFとして最も必要な守備力も兼ね備えている。1対1の勝負では負けることはなく、デェエルの強さも兼ね備えているのだ。

 リバプールの選手のなかで、ロバートソンは代えの効かない選手の一人と言っていいだろう。攻守で鍵を握っているロバートソンが、今季も左サイドを縦横無尽に駆け上がる姿に期待したい。

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