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ヴィッセル神戸がJ1残留へ大きく前進。小川慶治朗2発でベガルタ下す

text by 編集部 photo by Getty Images

アンドレス・イニエスタ
ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】

【ヴィッセル神戸 2-0 ベガルタ仙台 J1第30節】

 明治安田生命J1リーグ第30節のヴィッセル神戸対ベガルタ仙台戦が2日に行われ、ホームの神戸が2-0で勝利を収めた。

 今季5試合を残した段階で神戸と仙台は11位と12位に並び、勝ち点はともに35。プレーオフ圏の16位との差は4ポイントとなっており、勝利を収めた側は安全圏浮上に大きく近づくことができる状況だった。

 前節を欠場したアンドレス・イニエスタが先発に復帰した神戸はボール支配率で上回り、16分には先制点を奪う。エリア内左でスルーパスを受けたダビド・ビジャに仙台守備陣が対応したが、中央にこぼれたボールが小川慶治朗の足元に転がり、小川のシュートは金正也に当たってコースを変えたあとネットに収まった。

 ボールを持ちながらも仙台のゴール前を崩しきれず、なかなか追加点は奪えなかった神戸だが、後半半ばを過ぎた69分には再びこじ開けることに成功。トーマス・フェルマーレンからのロングフィードで抜け出した古橋亨梧がフリーで右サイドを並走した小川に渡し、小川が右足グラウンダーで自身2点目となるゴールを冷静に流し込んだ。

 復帰2試合目となるルーカス・ポドルスキらも投入しつつリードを守った神戸はそのまま2-0で勝利。3試合ぶりの白星で勝ち点を38に伸ばし、J1残留確定へ大きく前進している。

【得点者】
16分 1-0 小川慶治朗(神戸)
69分 2-0 小川慶治朗(神戸)

【了】

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