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残留争いの大一番を制したのはサガン! 松本山雅は自動降格圏抜け出せず

text by 編集部 photo by Getty Images

サガン鳥栖
サガン鳥栖が松本山雅FCに勝利【写真:Getty Images】

【サガン鳥栖 1-0 松本山雅FC J1第31節】

 明治安田生命J1リーグ第31節のサガン鳥栖対松本山雅FC戦が10日に行われ、ホームの鳥栖が1-0で勝利を収めた。

 前節終了時点で15位の鳥栖は勝ち点32、17位の松本は2ポイント差の勝ち点30。この試合を含めて残り4試合という状況で、残留争いの行方を大きく左右する可能性が高い直接対決を迎えた。

 前半4分には鳥栖が小野裕二のシュートでゴールネットを揺らす。いきなりの先制点かと思われたが、その前にハンドがあったとの判定で先制点は幻となった。

 だが13分に今度こそスコアを動かしたのはやはり鳥栖。敵陣内左サイドでのFKから小野が上げたクロスに金井貢史が合わせ、バックヘッド気味の難しいシュートをゴールネットへ送り込んだ。

 前半を1点リードで折り返した鳥栖は後半もボールを支配して松本にチャンスを許さず。そのまま1-0で逃げ切り、価値ある3ポイントを手に入れることに成功した。

 この結果、勝ち点を35に伸ばした鳥栖は清水エスパルスを得失点差で上回り14位に浮上。勝ち点31の16位湘南ベルマーレ、勝ち点30の松本は苦しい状況に追い込まれた。勝ち点25の最下位ジュビロ磐田はプレーオフ圏以下でのフィニッシュが確定している。

【得点者】
13分 1-0 金井貢史(鳥栖)

【了】

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