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ダビド・ビジャの現役引退をスペインメディアも報道。「もう一つのタイトルを手に引退へ」

text by 編集部 photo by Getty Images

ダビド・ビジャ
ダビド・ビジャ【写真:Getty Images】

 J1のヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表FWダビド・ビジャが13日、神戸市内のホテルで会見を行い、今季限りでの現役引退を表明した。スペインメディアもビジャの引退を取り上げている。

 会見に臨んだビジャは「自分の中でずっと想ってきたことがあって、サッカーに引退させられるのではなく、自分の意思でサッカーを引退したいというふうに考えてきた」と話し、今が引退するタイミングだと決断した。

 スペインメディア『マルカ』は「エル・グアッへ(ビジャの愛称、子供・少年の意)は彼の友人や彼の戦友であるフェルナンド・トーレスの引退の後にさよならと短い挨拶をした」とスペイン代表でともに戦い、8月に日本で引退したトーレスの名前を挙げて報じている。

 また、スペイン『アス』は「ダビド・ビジャは数々の成功の後、もう一つのタイトルを手にチャンピオンとして2020年の始めに引退することを望んでいる」と報じている。

 神戸は天皇杯の準決勝に進出していて、21日に清水エスパルスとの対戦が控えている。清水に勝利すれば、来年の1月に行われる決勝に進出する。

 リーガ、コパ・デル・レイ、EURO、ワールドカップなど数々のタイトルを獲得してきた”エル・グアッへ”。ビジャは神戸を天皇杯優勝に導き、有終の美を飾ることができるだろうか。

【了】

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