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ファン・ウェルメスケルケン際、蘭紙の週間ベスト11に初選出「いい結果残せてよかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

ファン・ウェルメスケルケン際
ズウォレに所属するDFファン・ウェルメスケルケン際【写真:Getty Images】

 オランダで戦うサムライが高い評価を勝ち取った。現地25日付の同国紙『デ・テレフラーフ』は、ズウォレに所属する元U-23日本代表DFファン・ウェルメスケルケン際をエールディビジ(オランダ1部)の週間ベスト11に選出した。

 ファン・ウェルメスケルケンは23日に行われたエールディビジ第14節のフォルトゥナ・シッタルト戦に右サイドバックとして先発フル出場。お互いに退場者を出した激戦で、ズウォレの3-1での勝利に貢献した。

 この試合でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれていたファン・ウェルメスケルケンは、『デ・テレフラーフ』紙の採点でも「7」という高い評価を得た。そしてアヤックスやPSVの選手たちが多く並ぶ中にズウォレからただ1人、14節のベストイレブンに選ばれた。

 今季は負傷による短期間の離脱もありながら、リーグ戦11試合に出場して9試合に先発、2アシストを記録している。主に右サイドバックとして確固たる地位を築きつつ、フォルトゥナ・シッタルト戦ではチームの連敗を「3」で止める重要な勝利に貢献した。

 ファン・ウェルメスケルケンは自身初の1部リーグ週間ベストイレブン入りに「絶対に勝たなければいけない試合で、チームとしても個人としてもいい結果が残せてよかったです。このまましっかりアピールしながら、シーズン折り返しまでの残り1ヶ月をしっかり戦い抜いていきたいと思います」とコメントしている。

 ズウォレは今季いまだ4勝と苦しい状況が続くが、その中でも継続的に先発出場して充実したシーズンを送っているファン・ウェルメスケルケン。年をまたいでも高いパフォーマンスを維持できれば、日本代表初招集にも期待がかかる。

【了】

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