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世界最高の右ウインガーは誰だ!RWG能力値ランキング6位〜10位、総額315.6億円の男達がランクイン! Fチャン編集部が選定(19/20シーズン)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのものを参考)。

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

10位:利巧派ウインガー

セルジュ・ニャブリ

セルジュ・ニャブの能力値や昨季リーグ戦結果、市場価値など【写真:Getty Images】

FW:セルジュ・ニャブリ(ドイツ代表/バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:1995年7月14日(24歳)
昨季リーグ戦成績:30試合10得点7アシスト
市場価格:6000万ユーロ(約72億円)

 セルジュ・ニャブリは2016年のリオデジャネイロ・オリンピックでそれまでくすぶっていた才能を一気に爆発させた。ドイツ代表は決勝でブラジルに敗れたが、ニャブリは6得点を挙げて大会得点王に輝いた。

 この男はスピードに乗ったドリブルを得意としており、トップスピードでも細かいボールタッチができ、相手の重心をズラすことに長けている。また一歩目からトップギアで走ることが出来るのも魅力的だ。そしてニャブリはウインガーだが、ポジションを中央寄りに取ることが多い。なぜなら、精度の高いクロスを挙げることが出来る右SBのヨシュア・キミッヒのために前方にスペースを空ける必要があるからだ。状況を判断して、味方を生かすために自分のポジショニングを変えることが出来るIQの高さを兼ね備えている。

 ニャブリは将来、クラブと代表を背負うことになる。既に世界トップレベルだが、これからこの男がどのような進化を遂げるのか。注目だ。

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