遠藤渓太、ここぞの勝負度胸のなさを悔やむ「無難に終わると得られるものも少ない」【E-1サッカー選手権】

2019年12月12日(Thu)5時00分配信

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遠藤渓太
日本代表のMF遠藤渓太【写真:Getty Images】

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 日本代表は11日、韓国・釜山で14日に予定されているEAFF E-1サッカー選手権2019決勝大会の香港代表戦に向けて練習を行った。

 前日に2-1の勝利を収めた中国代表戦で日本代表デビューを飾ったMF遠藤渓太は、「もうちょっとアグレッシブにいけたと思います」と反省の弁を口にした。特に前半は横浜F・マリノスでJ1優勝に大きく貢献した背番号7にボールが回る機会も多く、積極的な仕掛けやラストパスも見られたが、本人は満足いっていないようだ。

「もっともっと自分自身見えているパスコースとか、ドリブルでもいけたと思うんですけど、そこを通す度胸がなかった部分が自分には足りない。チャレンジはもっとできたのかなと思います」

 森保一監督の指導のもと、U-22日本代表では3バックやウィングバックの経験があった遠藤。本来はウィングの選手だが、守備時に5バック気味になる自身の役割も消化しながら懸命に取り組んできた。それでも「デビュー戦で自分自身いろいろ難しい部分はあった」とも述べており、A代表となれば話は別なのかもしれない。

「言い訳は通じないと思っているし、パスコースが見えなかったわけじゃない。そこを使うだけのプレー選択を自分でしたかったなというのはあります」

 ウィングバックとして攻撃面で求められる貢献の仕方は、マリノスで要求されるそれと変わらない。大きな違いは、やはり守備時にしっかりと自陣まで戻ること、そしてサイドの1対1で目の前の相手に負けないこと。攻撃に切り替われば前線まで駆け上がってフィニッシュに絡むという一連のサイクルを高いレベルで遂行することが求められる。

 もしウィングバックとしてのプレーの質を高められれば、遠藤自身のプレーの幅が広がり、より高いレベルの選手となれる。森保監督もポテンシャルを感じているから、ウィングバックとしてチャンスを与えているはずだ。

「攻撃で自分が違いを出せればいいと思いますけど、守備もできるに越したことはない。5バックで守るときは、やっぱり守備ができないとまず話にならないから、そこは少しずつでもいいから上達できればいいと思っているし、それにプラスして攻撃もできればなおいいと思っています」

 マリノスでは「入らない」と言われ続けたシュートの精度が向上し、アシストも激増してリーグ戦7得点9アシスト。終盤戦は途中出場がメインながらも、短い時間で結果を残せる能力を証明した。その成長が評価されての日本代表初招集。反省ばかりで帰るわけにはいかない。

「もっともっとチャレンジするプレーが必要だと思いますし、いい経験をできたと思うためにも、無難なプレーで無難に終わってしまうと得られるものも少なくなってくると思う。チャレンジしたうえで何か失うものもあれば得るものもあると思うので、しっかりと自分自身のプレーを出して、やり切りたい」

 E-1サッカー選手権は極端な短期決戦。遠藤は14日の香港代表選、18日の韓国代表戦と、残された2試合で改善し、さらに成長した姿を見せられるだろうか。

(取材:元川悦子【釜山】、文・構成:編集部)

【了】

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