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なでしこジャパンMF猶本光、ドイツ1部フライブルク退団を発表。東京五輪を見据えての決断

text by 編集部 photo by Getty Images

猶本光
猶本光【写真:Getty Images】

 ドイツ1部のフライブルクに所属する日本女子代表(なでしこジャパン)のMF猶本光が、同クラブを退団することになった。クラブの公式サイトが現地時間の16日に発表している。

 猶本は昨年6月になでしこリーグ1部の浦和レッズレディースからフライブルクに移籍。2018/19シーズンは19試合に出場したものの、今季は中々出場機会を得られず、リーグ戦4試合に留まっていた。

 クラブの発表によると、東京五輪に出場したいという猶本の意思を尊重し、ウィンターブレイクに退団することで合意したという。猶本は東京五輪出場を見据え、出場機会を求めての退団となる。クラブからの移籍先は発表されていないが、古巣の浦和などなでしこリーグ1部のチームなどが獲得に動くことは十分に考えられる。

 猶本は18日に自身の公式ツイッターを更新。「12月でSC Freiburgを離れます。私の決断をクラブが尊重してくれて感謝しています。ドイツでの1年半、今までとは違う世界を見て、聞いて、体験して、学びました。そしてたくさんの人に支えられ、助けられました。この経験と感謝の気持ちを糧に、”継続は成長なり”で進んでいきたいと思います」というコメントを投稿している。

 11月の南アフリカ戦ではなでしこジャパンに選出され、途中出場を果たした猶本。新天地はどのクラブになるのだろうか。

【了】

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