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リバプールが初のクラブ世界一に。欧州王者が延長戦の末に南米王者を下す【クラブW杯】

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールがクラブ世界一に【写真:Getty Images】

【フラメンゴ 0-1 リバプール クラブワールドカップ決勝】

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 FIFAクラブワールドカップ2019カタール決勝のフラメンゴ対リバプールが現地時間21日に行われた。試合は延長戦の末、リバプールが1-0で勝利している。

 ヨーロッパ王者と南米王者の決勝戦。どちらが勝っても初優勝となる対戦は、リバプールのペースでスタートした。立ち上がりにリバプールが裏を取って決定機を迎えるシーンが2度続いたが、どちらも決めることができない。

 その後、試合はフラメンゴがボールを支配してリバプールがカウンターの機会をうかがう展開に。前半はどちらもゴールが生まれず、0-0で折り返す。

 後半の立ち上がり、リバプールは再び決定機が続いた。しかし、フィルミーノのシュートはポストに嫌われ、サラーのシュートは枠を外れる。

 0-0で迎えた後半終了間際、リバプールはマネが抜け出す決定機を迎えると、後ろからきたラフィーニャと接触して転倒。主審はPKとジャッジする。しかし、VARで確認してノーファウルとなり、0-0のまま試合は延長戦に突入した。

 先にゴールをこじ開けたのはリバプール。99分、カウンターでヘンダーソンが自陣から縦パスを通すと、抜け出したマネがDFを引きつけて中央にパス。これを受けたフィルミーノが冷静に決め、ついに均衡を破った。

 1点を追うフラメンゴがすぐに攻撃に出るが、これまでの消耗が激しく、なかなかチャンスをつくることができない。

 リバプールは落ち着いた試合運びで延長戦をコントロール。フラメンゴに同点弾を許さず1-0で逃げ切り、クラブ世界一の称号を手にした。

【得点者】
99分 0-1 フィルミーノ(リバプール)

【了】

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