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2019年南米ベストイレブンを選定。史上最高は健在、コパ・アメリカ制覇のブラジル代表ずらり【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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左からタグリアフィコ、チアゴ・シウバ、ダニエウ・アウヴェス【写真:Getty Images】

ダニエウ・アウヴェス(ブラジル代表/サンパウロ)
生年月日:1983年5月6日(36歳)
昨季リーグ戦成績:20試合出場/2得点 ※12月31日現在

 ブラジル代表としてコパ・アメリカを制し、DFながら大会MVPを受賞した。36歳になっても運動量やプレーの質に衰えはなく、コパ・アメリカでの鬼気迫る勢いはチームに大きなエネルギーをもたらした。夏にパリ・サンジェルマンを退団すると、母国ブラジルの名門サンパウロへ移籍して、まさかの背番号10に。するとサイドバックのみならず、攻撃的MFとしても異彩を放つなど進化が止まらない。

チアゴ・シウバ(ブラジル代表/パリ・サンジェルマン)
生年月日:1984年9月22日(35歳)
今季リーグ戦成績:16試合出場/0得点 ※1月1日現在

 35歳になって年間を通してのフル稼働は厳しくなってきたが、ピッチに立てば存在感は絶大で、いまだ世界最高峰であり続ける。ブラジル代表でもパリ・サンジェルマンでもディフェンスラインを統率する安定感抜群のプレーを披露し、コパ・アメリカやリーグ優勝の原動力に。フィジカルだけに頼らず、読みや駆け引きで相手を封じる熟練のディフェンスはセンターバックのお手本ともいうべきものだ。

ニコラス・タグリアフィコ(アルゼンチン代表/アヤックス)
生年月日:1992年8月31日(27歳)
今季リーグ戦成績:17試合出場/3得点 ※1月1日現在

 移籍2シーズン目の昨季はアヤックスでチャンピオンズリーグ準決勝進出に大きく貢献した。あふれる闘争心と確かな技術で組み立てにも絡める、タフでクレバーな攻守万能のサイドバックとして評価を高め、ブラジル代表FWダビド・ネレスと組む左サイドはチームの大きな武器となっている。アルゼンチン代表でも定位置を確保し、夏のコパ・アメリカでは3位決定戦まで全6試合に出場した。

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