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2019年南米ベストイレブンを選定。史上最高は健在、コパ・アメリカ制覇のブラジル代表ずらり【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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左からブルーノ・エンリケ、フィルミーノ、メッシ【写真:Getty Images】

リオネル・メッシ(アルゼンチン代表/バルセロナ)
生年月日:1987年6月24日(32歳)
今季リーグ戦成績:13試合出場/13得点 ※1月1日現在

 クラブと代表で合わせて年間通算50得点を6年連続で達成した、言わずと知れたキング。しかも、年間50得点はここ10年で9度目の到達と、32歳になってもいまだに手がつけられない異次元の領域にいる。「走らない」と揶揄されることもあるが、それでも文句のつけようがない結果を残し続け、バルセロナでもアルゼンチン代表でも代えの利かない絶対的な象徴であり続けている。

ブルーノ・エンリケ(ブラジル代表/フラメンゴ)
生年月日:1990年12月30日(28歳)
昨季リーグ戦成績:33試合出場/21得点 ※12月31日現在

 昨年までブラジル国内での知名度しかなかった選手だが、サントスからフラメンゴへ移籍したことで得点力が覚醒。リーグ戦で21得点を奪い、コパ・リベルタドーレスでも5得点6アシストと大車輪の活躍で優勝に大きく貢献した。今年9月にはブラジル代表デビューも果たし、FIFAクラブワールドカップのプレーでも評価を高めるなど、南米サッカー界の2019年を象徴する1人となった。2017年夏までヴォルフスブルクで2シーズン過ごした際はノーインパクトに終わったが、欧州再上陸はあるか。

ロベルト・フィルミーノ(ブラジル代表/リバプール)
生年月日:1991年10月2日(28歳)
今季リーグ戦成績:19試合出場/6得点 ※1月1日現在

 ゴールだけでなく周囲の選手を生かすプレーでも力を発揮する当代随一のマルチアタッカーへと飛躍した。リバプールがフィルミーノの代役となりうる選手を見つけられずにいるのも納得せざるをえない稀有な特徴を持った選手。昨季はチャンピオンズリーグ制覇とコパ・アメリカ優勝を経験し、今がまさにキャリア最高の時だ。

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