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東京五輪 4年前

東京五輪サッカー注目の5人(4)。もはや“新星”ではない!? 怪物級の男たちがずらり【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

フランスが生んだ「天才」

ウセム・アウアー
リヨンに所属するウセム・アウアー【写真:Getty Images】

MF:ウセム・アウアー(フランス/リヨン)
生年月日:1998年6月30日(21歳)
今季リーグ戦成績:16試合出場/2得点2アシスト ※1月4日現在

 カリム・ベンゼマやアレクサンドル・ラカゼットら数多くの名手を輩出してきたフランスの名門・リヨン。そんな同クラブにおいて「新たな逸材」として大きな注目を集めているのが、MFウセム・アウアーである。テクニック、スピード、決定力のすべてを高いレベルで兼ね備えている21歳の若手は、近い将来のビッグクラブ入りが確実視されており、現時点での市場価格は5000万ユーロ(約60億5000万円)。まさにフランスが生んだ「天才」である。

 中盤ならどこでもプレー可能という万能性を持っているアウアーは、今年開催されたUEFA U-21欧州選手権2019で4試合中3試合に出場を果たしており、U-21フランス代表の3位入賞に大きく貢献。見事、チームに東京五輪出場権をもたらした。コンディション等に問題がなければ、今年の夏に日本へやってくるだろう。その天才的なプレーを東京五輪で見る日は、近いと言えるかもしれない。

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