フットボールチャンネル

2019年アフリカベストイレブンを選定。リバプールCL制覇コンビに、アヤックス躍進の立役者たちも【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF

20200103_africabest11mfs_getty
左からマフレズ、べナセル、ゲイエ、ジイェフ【写真:Getty Images】

イドリッサ・ゲイエ(セネガル代表/パリ・サンジェルマン)
生年月日:1989年9月26日(30歳)
今季リーグ戦成績:11試合出場/1得点 ※1月3日現在

 エバートンでの際立った活躍が評価され、ユベントスへと去ったアドリアン・ラビオの後釜としてパリ・サンジェルマン移籍を勝ち取った。小柄かつ細身のため一見すると頼りないが、実際はピッチを所狭しを走り回るボールの狩人。セネガル代表としてもアフリカネーションズカップ準優勝に貢献し、30歳にしてキャリアのピークを謳歌している。

イスマエル・ベナセル(アルジェリア代表/ミラン)
生年月日:1997年12月1日(22歳)
今季リーグ戦成績:12試合出場/1得点 ※1月3日現在

 今夏のアフリカネーションズカップでMVPを獲得したアルジェリア代表の新鋭。昨季はセリエB降格となったエンポリの中で年間通して高いパフォーマンスを維持し、ミランへのステップアップを勝ち取った。左利きでパスセンスに優れたレジスタという稀有な特徴を持つだけに真のワールドクラスへと飛躍すればオンリーワンな選手になれるだろう。

ハキム・ジイェフ(モロッコ代表/アヤックス)
生年月日:1993年3月19日(26歳)
今季リーグ戦成績:17試合出場/6得点 ※1月3日現在

 もともと武器にしていた超絶技巧を駆使した芸術的なドリブルやパスセンスはそのままに、より守備でもハードワークできる選手となった。昨季はリーグ戦で16得点17アシストと1人で30得点以上に絡む大車輪の活躍を披露し、チャンピオンズリーグでもアヤックスの準決勝進出に大きく貢献。今季もすでにリーグ戦だけで6得点13アシストと、異次元のパフォーマンスを見せてチームをけん引している。

リヤド・マフレズ(アルジェリア代表/マンチェスター・シティ)
生年月日:1991年2月21日(28歳)
今季リーグ戦成績:17試合出場/5得点 ※1月3日現在

 昨季は移籍1年目のマンチェスター・シティで尻上がりにプレーの質を高めて、自身2度目のプレミアリーグ制覇を達成。シーズン終了後のアフリカネーションズカップでも、アルジェリア代表のエースとして大陸の頂点に立った。ペップ・グアルディオラ監督の求める組織戦術の中でも異次元の突破力は健在で、20代後半になっても成長を続けている。

【次ページ】FW

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top